今年こそVやねん(石直球)

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祝!連敗脱出&プロ初勝利

広島でマエケン先発の試合を勝利した時はこのまま一気に首位まで…と思った所からまさかの連敗。7月に調子良かった反動がきたのか甲子園に帰って来て仕切り直しといきたかった所で八木の好投の前に屈し3連敗。更にゴメス&梅野の欠場と一気にチーム状態は最悪となってしまいました。


さて今日。ローテーションの谷間という事で阪神の先発は2009年ドラフト1位の二神。ルーキー時に与えられたエースナンバーは剥奪され66番と二軍の野手かな?って番号をつけています(笑)


案の定というか先頭の山田にフルカウントからの四球を与え、森岡にタイムリースリーベース。川端にもタイムリー。バレンティンにはレフト前とノーアウトも取れずにスッコボコに攻め込まれてしまいます。続く雄平にも打たれて交代かな?と思っていると捉えられた当たりもセカンド正面のゲッツーでピンチを切り抜け、初回を2失点で切り抜けます。結局4回に無死満塁のピンチを招き降板するのですが、3回の森岡から始まる上位打線を三者凡退に切った投球は見所ありました。140km中盤のストレートにスライダーで、一瞬安藤か!?と思わせる投球でした。しかし現状では敗戦処理ロングリリーフかな?というレベル。まず打者が嫌だな…と思うボールが無い上に怖さも無い普通の右腕。せめてシュートとかツーシームとかが無ければ先発は無理でしょう。


さて二神の無死満塁をリリーフしたのが2011年ドラフト2位の歳内。イメージとしては二神と良く似たレベルと思っていたのですが(ストレートがだいたい140kmくらいで二神はスライダーら歳内はフォークを投げるイメージ)、今日の歳内は今までとは違いました。ノーアウト満塁という状況もあってか、攻める姿勢が全面に見てとれました。まず最初の打者は投手石山。恐らくベンチから「振るな」との指示が出ていたのでしょう。バントの仕草を見せるだけで結局見逃し三振になったのですが、歳内は満塁のピンチで四球を怖がって腕が振れなくなりがちな場面でしたが、140中盤のストレートを低めにバンバン投げ込んでました。


更に1アウトから迎えた山田。今やリーグを代表する打者ですが、147kmのストレートで押してのフォークで三振。ちょっと高めに抜けましたがストレートに威力があったからこそバットが空を斬ったのでしょう。更に続く森岡は低めフォークでセカンドゴロと歳内を送り出したベンチもまさか無失点で帰ってくるとは思わなかったはずの最高の結果を残しました。


その裏、山田の悪送球から一気に逆転した阪神がまんまと逃げ切り連敗脱出となったのですが、何と4回裏に代打を出された歳内が勝ち投手となりました。プロ3年目で嬉しい初勝利なのですが、阪神としても待ちに待った若手右腕の台頭。二神に代わって先発のチャンスを与えられるかもしれませんし、ストレートに更に威力が加わればセットアッパーに繋ぐ存在になりうるかもしれません。とにかく大きく育って欲しいですね。

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