今年こそVやねん(石直球)

阪神タイガースを応援しています


スポンサードリンク

着々と開幕準備

球春を告げたキャンプも大きな故障者も出ずに無事打ち上げ、毎日のように練習試合やオープン戦が始まり出しています。

この辺りで新人選手を含んだ若手の1軍お披露目も終わり、少しずつ主力メンバーが調整を上げてくる頃で、オープン戦での選手起用でおぼろげながら今シーズンの布陣が見えてくる頃でもあります。

さて若手1軍お披露目枠で開幕に残りそうなのが投手陣では石崎と岩本と島本。この三人はよほどの事が無い限りは当確でしょう。まず石崎。先日の中日戦で先発として登板しましたが、左打者のアウトコースから逃げていくシュートが効果的でシュート回転というよりは自分で操ってそうな球筋。ストレートの中にも微妙に変化している球も多く見られ、ただの速球派では無い一面も見せました。ルナに対して146kmのアウトローを連投して内野ゴロに打ち取った辺りで首脳陣の評価を決定付けたことでしょう。後はどこで投げるか。セットアッパー候補の松田の状態が良いので、先発もあるかもというくらいの内容でした。

岩本も変わらぬ安定感。低めに揃えるコントロールにフォークが良いので、先発中継ぎと戦力間違いなしでしょう。

島本は相変わらず対左で起用され続け結果を残し続けています。小気味良い投球で昨日はフォークで三振を奪っていましたからね。ただ心配なのは怪我。アピールの為にハイペースで仕上げているのは間違いなく、シーズン目前にしてパンクなんてことが無いようにとだけ。

若手野手陣、外野の横田・江越・中谷・伊藤の中での当確は伊藤。別に若手でも無いのですが、少なくとも長打を打てる左の代打として1軍戦力なのは間違いありません。特に先日の国吉のインハイストレートを開かずに前で捌いた打ち方は見事でした。が、欲を言えばスイングのキレがあと一つ欲しいところ。パンチ力はあるのでしょうが、見ていてスイングスピードをあまり感じないんですよね。守備の事を考えると(スタメンフル出場で)20本くらいはホームランを打たなければ価値がありませんから打撃での更なる向上を求めたいところです。

尻すぼみ的な起用と活躍になってきたのが江越と中谷。江越は下位ながらもスタメンが続いて(マートン・福留が出てくるまでは続くでしょう)いますが今ひとつアピールに欠け、状態を上げてきたプロの変化球に対応しきれていないような打席が目立ってきました。中谷も同様なのですが当てにいくような打撃が目立ってきたのは残念なところ。結果が欲しいのは分かりますが、競争相手が俊介になるのでヒット狙いではまず勝ち目が無く、伊藤同様に長打力を伸ばさないと銭は稼げません。特に中谷なんか毎打席ホームラン狙うくらいで良いと思うんですがねえ。このままでは大和・福留・マートンと俊介に故障が無い限りは1軍は厳しいかもでしょう。

横田は遂に1軍初お目見えとなり、ヒットも打ちましたがやはりまだまだ荒削り。総合力ではまだ江越のほうが1軍には近いでしょうが、いきなり1番でフル出場させる辺りに首脳陣の期待が覗えます。和田監督を含む皆が「規格外」と評する横田が小さくまとまらずに「規格外」のまま1軍で大暴れする日が来ることを夢見ましょう。

2軍では岩崎が調整途中ながら実戦でほぼ完璧な投球をしたり、横山も順調な調整を見せています。現在1軍にいる若手投手を含めて開幕1軍だけでは無くいっきに10勝目指して頑張って貰いたいですね。

スポンサードリンク