エース対決

田中将大がメジャーへ渡った今のパ・リーグのエース金子千尋と阪神のエース能見との対決となった今日の甲子園。過去に松阪やダルビッシュを退けてきた実績のある甲子園でどういった試合になるのか非常に楽しみな一戦となりました。

金子千尋は前回のジャイアンツ戦で９回ノーヒットに抑えるほどの状態の良さでやってきましたが、今回は梅野や緒方に安打を許すほどの不調さでした。まぁ金子からヒットを打てるほど梅野や緒方が成長したとも言えるかもしれませんが…。その不調の中で１失点ずつの２失点で試合を作るだけ流石の金子千尋でした。

一方の能見は初バッテリーの梅野と少しやりづらそうな素振りを見せながらの好投。五回のT-岡田から三振を奪ったインローのストレートは目を見張るものがありました。しかしランナーを出しながら要所を締めていた能見も８回についに捕まります。平野に４安打目のタイムリーヒットを打たれペーニャの場面で福原にスイッチするのですが捕手も梅野から清水に交代しています。この辺が何とも理解に苦しみます。清水が抑えの捕手にするほど良い捕手なのかと。梅野をスタメンで使ったら最後まで使えよ…と。更に次の回になりますが清水に代打を出します。これは本当に何がやりたいのか分かりません。清水をホームラン打たれるリードをさせる為だけに出したようなもんですよ。本当に和田監督は駄目っすわ。

それにしても二軍から上がってきてすぐ、本調子かどうかも分からない福原を左の坂口・T-岡田にまで続けて投げさせます。ここで左の加藤にスイッチして打たれるのなら理解できますが、あと１アウトだからと福原をそのまま投げさせ結果最悪の逆転３ラン。この辺の勝負勘の無さが今年勝ちゲームを落としまくってる大きな要因でしょ。先日の楽天戦といい今年は本当に勝ちゲームを落としすぎ。それだけ中継ぎが不安定と言えるかもしれませんが、和田監督の采配が裏目に出る事が多すぎて見ていて嫌になります。恐らく甲子園ではかなり厳しいヤジが飛んでいるでしょうが本当に何とかなりませんかね…

甲子園で連敗したライオンズ戦から今日を含めて５連勝していてもいい内容の試合運びから１勝４敗の結果。これでまだ首位と離されていないだけが救いですが、それだけ他チームが阪神同様モタモタしているのでしょうと思っていたら背後から中日さんの足音が…(笑)

逆にオリックスは９回裏に２アウトからマートンに代走を出していた関係でゴメスの次に俊介なのを見越して勝負を避けての四球。阪神は当然代打を出すのですが、ここで和田監督は関本を選択するのですが、関本より一発サヨナラが期待出来る新井良太か福留じゃ無かったんでしょうかね。１アウト２・３塁なら三振の少ない関本で正解だと思いますが２アウトから関本・新井兄の連打で同点・逆転にしようとする考え甘過ぎやしませんかね和田はん。鳴尾浜へどうぞ行って下さい

あ～しょーもな